不妊症の女性側の原因

不妊症の女性側の原因

2011年11月18日   2015年2月6日
不妊症・不妊治療

女性側の原因は色々な器官で起こることが多いようです。
そのため原因を究明することが大切になってきます。

排卵因子

卵巣の働きや排卵に導くホルモンの分泌に問題があり、排卵が不定期または全くない場合、月経はあっても無排卵の場合があります。
また卵巣での卵胞の発育が起こらない、あるいは卵胞破裂が起こらない、卵巣そのものに原因がある場合などがあります。

卵管因子

卵管が閉鎖したり卵管が癒着し、卵子や精子、受精卵が卵管を通過できなくなります。
受精、分割の環境が不良などの機能不全も含まれます。

着床因子

子宮内膜の血流が悪く、内膜が厚くならない場合や、着床するために必要な黄体ホルモンが十分に分泌されていない黄体機能不全などがあります。

頚管因子

頚管粘液の質的・量的異常がある場合と、精子と粘液との適合性に問題がある場合があります。

子宮内膜症

子宮内膜組織が子宮内宮以外の場所で増えてしまう病気です。
不妊症、月経痛、性交痛などいろいろな症状がともないます。
また不妊女性に高い確立で認められますが、子宮内膜症でも妊娠することがありますので不妊の「原因」とははっきり分かっていません。

年齢因子

年齢が高齢になればなるほど、卵巣や子宮の老化が進んでしまいます。
30歳を超えると毎年少しずつ機能が下がり、35歳以上になると急に下がってしまいます。

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