沐浴

沐浴

2012年7月20日   2015年2月6日
赤ちゃんのお世話

赤ちゃんの肌は大人以上に汗などで汚れやすくデリケートです。

赤ちゃんの体に異変がないか全身の観察もしながら、お風呂に入れて清潔にしてあげましょう。また、血液循環をよくし哺乳力も増進します。

お風呂に入れてはいけないとき

  • 熱が37.5度以上あるとき
  • 機嫌が悪くぐったりしているとき
  • 授乳直後30分(嘔吐しやすくなるので)

注意すること

  • お湯の温度は38〜40度で、毎日同じ時間帯に入れましょう。
  • 昼でもよいですが、夜遅い時間は避けましょう。
  • 長い時間お湯につかると赤ちゃんが疲れてしまうので、
    お湯につかる時間は5分程度にしましょう。

準備するもの

ベビーバス、石けん、湯温計、洗面器、洗い布(ガーゼハンカチ)、入浴布(タオルやガーゼ)、バスタオル、着替え(おむつ、肌着、ベビー服)、臍帯セット(ほとんどの病院で用意してもらえます)、保湿剤、綿棒など

詳しくは準備品リスト【沐浴用品】で必要なものをチェックしておきましょう。
服を重ねて用意する

沐浴を始める前に、沐浴後に使うバスタオル、肌着、おむつ、保湿剤、臍帯セットなどを用意しておきます。

肌着は着せる順に袖を通しておきます。

沐浴のしかた

ベビーバスにお湯をはり38〜40度に調節します。
7分目ぐらいまでお湯を入れましょう。

沐浴の手順1

沐浴01赤ちゃんを裸にして入浴布でくるみ、左手で耳の後ろ、右手で頭からお尻を支えゆっくりと足からお湯に入れます。

沐浴の手順2

沐浴02洗面器のお湯で洗い布を濡らし、顔から優しく拭きます。
拭くたびに洗い布の場所を変えてきれいな部分で拭きます。
石けんをつける場合は目や口に入らないように注意し、しっかり石けんを落としましょう。

沐浴の手順3

沐浴03顔はまず、目(まぶた)を拭き、次におでこ→ほっぺ→あごを3の字を描くように拭きます。
最後におでこから鼻のTゾーンと口の周りを拭きます。

沐浴の手順4

沐浴04洗い布で頭を濡らし石けんをよく泡立て、指で円を描くようにやさしくていねいに洗います。
洗い終わったらきれいに泡を洗い流します。

沐浴の手順5

沐浴05首を洗います。
しわの間にほこりや垢が残らないように丁寧に洗いましょう。

沐浴の手順6

沐浴07手、足を洗います。
赤ちゃんはいつも手を握っているので特に汚れが溜まりやすい場所です。
手も足もしわの間や指の間をきれいに洗います。

沐浴の手順7

沐浴06沐浴布をゆっくりと取り、脇、お腹を洗います。

沐浴の手順8

沐浴08股を洗います。デリケートな部分なのでやさしく丁寧に洗いましょう。
男の子はおちんちんの裏側や陰のうの横や裏のしわも丁寧に洗います。
女の子は陰唇の周りの汚れをしっかり洗います。

沐浴の手順9

沐浴09赤ちゃんの脇に右手を入れて、赤ちゃんの体を腕で支えながらうつ伏せにします。
赤ちゃんが怖がる場合は仰向けで洗いましょう。

沐浴の手順10

沐浴10赤ちゃんの顔がお湯につからないように注意してながら背中とお尻を洗います。
洗い終わったらきれいに泡を洗い流します。

沐浴の手順11

沐浴11赤ちゃんの体を持ち上げて、かけ湯をします。

沐浴の手順12

沐浴12大きめのバケツ等であがり湯をしてもよいでしょう。

沐浴の手順13

沐浴13広げておいたバスタオルの上に寝かせ、タオルで押さえるように拭きます。
水分を残さないように、くびれた部分はていねいに拭き取りましょう。

ベビーバスや洗面器等はキレイに洗って、清潔にしておきましょう。
できるだけ洗面器やベビーバスにお湯をためて使いましょう。
シャワーを使う場合は温度、水圧に注意しましょう。

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