先天性幽門狭窄症

先天性幽門狭窄症

2018年3月13日 
先天性の病気

先天性幽門狭窄症(せんてんせいゆうもんきょうさくしょう)

症状

幽門というのは胃から十二指腸につながる部分のことをいいます。この幽門周辺の筋肉が通常より厚くなっているために、胃から腸へのとおりが悪くなっている状態です。
症状は生後2週間頃から見られます。飲んだ母乳やミルクを突然噴水のように勢いよく大量に吐き出しますが、気分のわるい様子などはありません。
日を追うごとに嘔吐する回類が増え、体重が増加しなくなります。

治療

授乳前に薬を飲ませてみて効果があるようであれば、通院しながら様子を見ます。
薬物療法では改善が見られない場合は、手術で厚くなった幽門の筋肉を切開する必要があります。

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