肺動脈狭窄症
肺動脈狭窄症
症状
心臓と肺の間の血管の一部分が細くなっている病気です。
右心室から肺動脈への血液を運ぶことが困難になった結果、右心室に圧がかかり右心室の肥大がおきます。症状が重くなると右心房までも肥大することがあります。
症状がほとんど分からないほど軽症の場合もありますが、多くは乳幼児期以降になって運動時の呼吸困難や極端に疲れやすいなどの症状が出ます。
特に重症の場合は、新生児期に多呼吸や呼吸困難などの症状がおきることがあります。
治療
バルーン肺動脈弁形成術という、細くなっている血管に管(カテーテル)で風船を入れて膨らませる治療を行う必要があります。
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