産婦人科・産院の種類

産婦人科・産院の種類

2011年11月18日   2018年3月15日
産婦人科・産院の選び方

大きな総合病院や助産院や個人病院、個人クリニックなどそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットをしっかり理解して様々な観点から自分にあった施設を選びましょう。

総合病院

メリット

総合病院のメリットは医療設備が整っており、産婦人科、小児科、内科、外科など様々な診療科に専門医が揃っているため、万が一の緊急トラブルが発生しても対応できるので安心です。

個人病院・個人クリニックなどでは対応が難しい持病を抱えている妊婦でも対応可能です。

また比較的に出産費用が安い傾向にあるのも大きな特徴です。

デメリット

総合病院のデメリットは大きな病院のため妊婦健診の際の待ち時間が長い点や、妊婦健診から出産まで同じ医師に診てもらう事が難しいといった点もあります。

また出産方法が限定されており、アクティブバースや水中出産さど特殊な出産方法に対応していない場合が多いです。

食事やアメニティなどは個人病院に比べ少し見劣りします。

個人病院・個人クリニック

メリット

個人病院・個人クリニックのメリットはランチやディナーやスイーツなど食事が充実しているホテルの様な施設や、出産直後のママや赤ちゃんに必要なアイテムが全て揃っているなど、アメニティが充実している施設、エステやヨガなど独自のサービスを行っている施設もあります。

また妊婦健診から出産まで同じ医師に診てもらう事が可能な場合が多く、無痛分娩など希望するお産の方法ができる施設もあります。

デメリット

個人病院・個人クリニックのデメリットはサービスが充実しているため出産費用が高額な場合があります。

また妊婦の持病や赤ちゃんの状態などにより受け入れられない場合もあります。医師や分娩台の数が少ないことから、妊婦健診や出産を待たされることもあります。

総合病院に比ベッドの数も少なく、埋まっている時は受け入れてもらえない場合もあります。

助産院

メリット

助産院のメリットは自宅の様な家庭的な雰囲気で、薬などに頼らず自分の力で産む自然な出産が可能です。
分娩台などを使用せずフリースタイルでの出産や水中出産などアクティブバースを実施している助産院も多くみられます。アットホームな雰囲気ですので小さな悩み事でも相談しやすい環境です。

妊婦の自宅で出産を行う助産院もあり、出産費用も比較的安い傾向にあります。

デメリット

助産院のデメリットは妊婦の体が正常で出産にリスクが伴わない状態のママが対象で、持病などのある妊婦は受け入れられません。

医療設備が無く医療行為が出来ないため、緊急の際は適切な処置が行える産婦人科医院や総合病院や大学病院など、連携している病院へ移送する必要があります。

また助産院も助産師の自宅が施設の場合も多く、自宅出産などでは衛生上の問題もあります。

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