離乳食を始める前に

離乳食を始める前に

2012年2月17日   2015年2月6日
離乳食の基本

赤ちゃんが母乳・ミルク以外の食べ物を口にし、『飲む』から『かみつぶして飲み込む』ことへステップアップする移行期を離乳期といいます。
離乳食では、最終的に体の成長に必要な栄養を母乳・ミルク以外の食べ物からとれるようになることが目的です。

離乳期は大きく分けて4つに分類されます。

この期間に合った食べ物が離乳食です。

離乳食開始前の準備期間

離乳食を始める時期は生後5〜6ヶ月ごろが一般的です。赤ちゃんの体と心の準備ができたらスタートしましょう。

  • 首がしっかりすわってきた
  • 支えてあげると座ることができる
  • 大人が食べているのを欲しがったり、口を動かして食べたそうにするなど、食べ物に興味を示す
  • スプーンを口に入れても嫌がらない

このような項目がクリアできてきたら離乳食を始めましょう。

様子を見て生後3ヶ月〜離乳食開始直前に準備期間があると、ママも赤ちゃんもスムーズに離乳食を始められるようです。

準備期間はスプーンに慣れ、母乳・ミルク以外の味に慣れるのが目的です。
準備期間なので毎日でなくても、赤ちゃんの機嫌の良いときに、おもゆや薄めた果汁、野菜スープをスプーンで与えてみましょう。

食べるのって楽しい!

離乳食遊び食べ
初めての赤ちゃん。初めての離乳食。ママも力が入りドキドキしますよね。
せっかく作ったものを「べー」と出されるとイライラするかもしれません。

しかし、ママの緊張は赤ちゃんにも伝わるので、ママも肩の力を抜いて、赤ちゃんが食べることを楽しいと感じられるように、離乳食を進めていきましょう。

赤ちゃんのペースでステップアップ

離乳食の進め方を目安に、赤ちゃんの発達に合わせて次の時期に進んでいきましょう。

離乳食に使用する主な食材の与える順番はおおまかに、
お米(おかゆ)芋類野菜豆腐白身魚赤身魚青魚となります。
この順番を頭に入れておき、スッテプごとに色々な食材を使用してみましょう。

初めはうまく進められなくても、焦らずに赤ちゃんのペースに合わせて離乳食の回数・量・大きさ・固さを増していき、生後7ヶ月以降の『モグモグ期』からは2〜3日単位での栄養バランスも考えて進めましょう。

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