離乳食を始める前に
赤ちゃんが母乳・ミルク以外の食べ物を口にし、『飲む』から『かみつぶして飲み込む』ことへステップアップする移行期を離乳期といいます。
離乳食では、最終的に体の成長に必要な栄養を母乳・ミルク以外の食べ物からとれるようになることが目的です。
離乳期は大きく分けて4つに分類されます。
- 離乳食の進め方・完了期【パクパク期・生後12〜18ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・後期【カミカミ期・生後9〜11ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・中期【モグモグ期・生後7〜8ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・初期【ゴックン期・生後5〜6ヶ月ごろ】
この期間に合った食べ物が離乳食です。
離乳食開始前の準備期間
離乳食を始める時期は生後5〜6ヶ月ごろが一般的です。赤ちゃんの体と心の準備ができたらスタートしましょう。
- 首がしっかりすわってきた
- 支えてあげると座ることができる
- 大人が食べているのを欲しがったり、口を動かして食べたそうにするなど、食べ物に興味を示す
- スプーンを口に入れても嫌がらない
このような項目がクリアできてきたら離乳食を始めましょう。
様子を見て生後3ヶ月〜離乳食開始直前に準備期間があると、ママも赤ちゃんもスムーズに離乳食を始められるようです。
準備期間はスプーンに慣れ、母乳・ミルク以外の味に慣れるのが目的です。
準備期間なので毎日でなくても、赤ちゃんの機嫌の良いときに、おもゆや薄めた果汁、野菜スープをスプーンで与えてみましょう。
食べるのって楽しい!
初めての赤ちゃん。初めての離乳食。ママも力が入りドキドキしますよね。
せっかく作ったものを「べー」と出されるとイライラするかもしれません。
しかし、ママの緊張は赤ちゃんにも伝わるので、ママも肩の力を抜いて、赤ちゃんが食べることを楽しいと感じられるように、離乳食を進めていきましょう。
赤ちゃんのペースでステップアップ
離乳食の進め方を目安に、赤ちゃんの発達に合わせて次の時期に進んでいきましょう。
離乳食に使用する主な食材の与える順番はおおまかに、
お米(おかゆ)→芋類→野菜→豆腐や白身魚→赤身魚→青魚となります。
この順番を頭に入れておき、スッテプごとに色々な食材を使用してみましょう。
初めはうまく進められなくても、焦らずに赤ちゃんのペースに合わせて離乳食の回数・量・大きさ・固さを増していき、生後7ヶ月以降の『モグモグ期』からは2〜3日単位での栄養バランスも考えて進めましょう。
- 離乳食の進め方・完了期【パクパク期・生後12〜18ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・後期【カミカミ期・生後9〜11ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・中期【モグモグ期・生後7〜8ヶ月ごろ】
- 離乳食の進め方・初期【ゴックン期・生後5〜6ヶ月ごろ】