
ベビーフード(BF)
忙しいママや、離乳食がうまく進まずお悩み中のママを手助けをしてくれるベビーフード!
赤ちゃんの成長段階に合わせて種類が分けられているので離乳食の進み具合にあったものを簡単に選ぶことができ便利です。またレトルトパウチや瓶詰めなど衛生面もきちんと管理されているため、お出かけや災害時などにも便利です。
しかし、母乳やミルク以外のものを口にしたことのない赤ちゃんに、市販の製造食品を食べさせるのはなんか不安…
そんなママも多いのではないでしょうか?
ではベビーフードとはどのようなものか確認していきましょう。
ベビーフードとは
日本ベビーフード協議会では、「乳児」および「幼児」の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、順次一般食品に適応させることを目的として製造された食品をいう。と定義し、消費者の皆様により安心してご使用いただける製品規格や品質基準、表示方法などに関する「ベビーフード自主規格」を設けてベビーフード製品の品質向上に努めています。としています。
また、ベビーフードを店頭にて、「乳児用」の表示を付けて販売する場合は、厚生労働大臣の認可が必要になります。
ベビーフードは大きく分けると2種類
市販されているベビーフードはおよそ500種類以上あり、大きく分けると「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」の2つのグループに分けられます。
ドライタイプ | ウェットタイプ | |
---|---|---|
形状 | 粉末ドライタイプ、フリーズドライタイプなどの乾燥食品 | レトルトパウチタイプや瓶詰めタイプの調理完成品 |
使い方 | 水や湯を加えて使う | 調理完成品としてそのまま、または温めて使える |
メリット | 好きな時に好きな量だけ使える | ドライタイプよりも栄養バランスに優れていて、瓶詰めタイプは安全性が高く、長期保存(賞味期限が長い)が可能 |
ベビーフードには、「米」「パン」「うどん」などの穀類や「ポテト」などのイモ類、魚介類、肉類、野菜、果物など、赤ちゃんの栄養を考え、様々な食材が使われています。
赤ちゃんの離乳食の進み具合にあったベビーフードを選び、そのまま与えたり、ひと工夫してアレンジしたりして活用してみましょう。
アレルギーについて
食品衛生法上、卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生の7品目を食品に使用した場合には、必ず食品のパッケージにアレルギーの原因となる食品の名称を表示しなければなりません。
メーカーによっては、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、の18品目の表示も行っています。
すべての赤ちゃんがアレルギー体質ではないので、アレルギーが心配される小麦、落花生など原因となる特定品目を使用しているベビーフードは多いです。表示を確認し、赤ちゃんにあったものを選びましょう。
アレルギー特定原材料を使用していない商品もあるので、アレルギー表示をよく見て上手に活用しましょう。
ベビーフードのメリット
- 調理に時間がかからず簡単に使える
- 少量で使え、効率的、経済的に調理できる
- 品質管理が厳重にされているため衛生面で安心できる
- 厚生労働省の基準で食材の固さや大きさ、使用素材、味付けが定められている
- メニューが豊富で色々なものを手軽に与えられる
ベビーフードは忙しいママ、少ししか食べない赤ちゃん、外出時などにとても便利です。
また、食材の固さ、大きさ、味付けに不安がある時などに、ベビーフードで確認してみるのもいいですね。
ママが作った離乳食に上手に取り入れ赤ちゃんの離乳食を進めていきましょう。
おもなベビーフード
おかゆ・ごはん類
おかゆ・ごはん類は離乳食の基本となる糖質食材です。
うどん・パスタ・麺類
うどん・パスタ・麺類は離乳食の基本となる糖質食材です。
スープ類
スープ類はそのままスープとしてや、いろいろなメニュー作りに使えて便利です。
おかず類
おかず類は魚や肉などの調理しにくい食材を食べやすく、手間のかかる味付けで仕上げてあるので栄養満点で、ストックしておくと時間がない時などに便利です。
フルーツ類
フルーツ類はそのままデザートとしてや、いろいろなメニュー作りに使えて便利です。
調味料
調味料は食材にかけたり、合えたりといろいろなメニュー作りに使えて便利です。
お菓子・おやつ
お菓子・おやつは砂糖や塩分が控えめで、赤ちゃんに必要なカルシウムなどがおいしくとれます。赤ちゃんが食べ物に興味を持ち、自分の手で握って食べる練習ができます。
飲料・ジュース類
飲料・ジュース類はノンカフェイン、低カフェインの赤ちゃんにやさしい飲料です。病気のときなどの水分補給にイオン水などをストックしておくと安心ですね。