離乳食の進め方・完了期【パクパク期・生後12〜18ヶ月ごろ】

離乳食の進め方・完了期【パクパク期・生後12〜18ヶ月ごろ】

2012年7月18日   2015年2月6日
離乳食の進め方

1日の離乳食スケジュール

1日3回+おやつ2回程度を与えましょう。

1日のスケジュール例
離乳食から80%くらい栄養が取れるのが理想的です。
一度にたくさん食べることができないので、離乳食のほかに午前と午後に果物やパン、おにぎりなどと牛乳のおやつを与えましょう。
朝起きるのが遅くなったときは午前のおやつを抜きましょう。

離乳食の固さ・大きさの目安

人参やわらかめの肉団子の固さ
カミカミ期よりやや固く、やわらかめの肉団子、柔らかく煮たニンジンの固さ。

基本の食材

糖質食材【穀類・いも類】

体を動かすエネルギーになり、赤ちゃんでも消化吸収しやすい食材です。

米、パン、うどん、じゃがいもなど

ビタミン類食材【緑黄色野菜・淡色野菜・果物】

体の調子を整えてくれる食材です。

にんじん、ほうれん草、バナナ、りんご、トマト、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、キャベツ、はくさい、大根、玉ねぎ、きゅうりなど

たんぱく質食材【肉・魚介類・大豆製品】

骨や筋肉をつくる食材です。たんぱく質は糖質、ビタミン類より消化しにくいので、消化のいい食材を選び、赤ちゃんの内蔵に負担をかけないように食材を選びましょう。

白身魚、赤身魚、青背魚、しらす干し、豆腐、ヨーグルト、とり肉、豚肉、牛肉、えび、かに、たこ、いか、貝などほとんどの食材が食べられるようになります。新鮮なものをしっかり火を通して与えましょう。

離乳食の量

パクパク期前半離乳食の量

  • 糖質食材は軟飯になります。赤ちゃんの様子を見ながらご飯の柔らかさを調整しましょう。
  • 糖質食材+ビタミン類食材+たんぱく質食材をバランスよく組み合わせましょう。
  • たんぱく質食材は魚なら15g、肉なら15g、豆腐なら50g、卵なら全卵1/2、ヨーグルトなら100gが目安です。
  • 自分で手を出して食べたがるようになるので、手づかみしやすいものを用意するといいでしょう。

パクパク期:後半

パクパク期後半離乳食の量

  • 糖質食材は様子を見て軟飯からご飯にします。赤ちゃんの様子を見ながらご飯の柔らかさを調整しましょう。
  • たんぱく質食材は魚なら20g、肉なら20g、豆腐なら55g、卵なら全卵2/3、ヨーグルトなら100gが目安です。
  • 1日の生活リズム、食事のリズムを整えましょう。また、手づかみやスプーンで食べる楽しみを体験しましょう。

離乳食の味付け

柔らかく調理したものなら大人の食事からの取り分けもできるようになります。
バター・油は小さじ1(4g) 砂糖は小さじ1(3g)程度の薄味にしましょう。

赤ちゃんの体・口と舌の発達

舌が自由に動かせ、歯ぐきがかたくなり歯も生えてくるので噛むことが上手になります。
奥歯もはえてきますが、かむ力は強くないので、大人のものより少し柔らかめにしましょう。

授乳の目安

食べる量が増えてくるので母乳・ミルクの量は減っていきます。
母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与えてもよいでしょう。
1歳を過ぎたら牛乳を与えてもよいでしょう。
飲み過ぎると離乳食を食べないこともあるので、授乳やおやつは離乳食の前には控えましょう。

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