基礎体温について

基礎体温について

2011年11月15日   2015年2月6日
妊娠に関係する体の仕組み

基礎体温とは女性の体で周期的に起きる体温変化のことです。
基礎体温グラフ
基本的には、生理が始まると基礎体温は低くなり(低温期)、排卵が起こると黄体ホルモンが産生されるため、基礎体温は高くなります(高温期)。
体調がほぼ一定であれば、その人の毎周期のパターンを示しますので、次の生理の時期や、排卵日などをおおよそ予測することができます。

婦人体温計での計り方

低温期と高温期の差はわずか0.5度位です。
普通の体温計では目盛りが大きくわかりにくいので、婦人体温計を使用するとよいでしょう。
婦人体温計の中には基礎体温のグラフ自動作成やアラーム、各種メモ機能があるものや、妊娠の可能性を早期に知らせてくれたり、体調トラブルまで教えてくれるものもあります。

朝目覚めて直ぐに測ります。基礎体温はあくびや背伸び等で体を動かしたりするだけでも正確に測ることが出来ないので、婦人体温計は枕元などに置き、取る際は必要以外は出来るだけ体を動かさないようにしましょう。そして計測中は、体を動かさない、口をあけない、話をしないようにしましょう。

基礎体温表を産み分けに利用するには、最低でも3ヶ月位のデータが必要になります。

基礎体温は体調管理、避妊にも有効ですので 毎日続けましょう。しかし、体調が悪い時などは、2~3日程度なら休んでも大丈夫です。

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