母乳で育てる効果・メリット

母乳で育てる効果・メリット

2011年12月3日   2015年2月6日
おっぱいマッサージと乳房ケア

母乳で赤ちゃんを育てる母乳育児を希望するママも多いですよね。
完全母乳でなくても効果・メリットはたくさんあるのでチェックしてみましょう。

親子のスキンシップ

子供や赤ちゃんの不安定な感情、人格、性格は親とのスキンシップ不足からくると言われています。
母乳を与える時間は赤ちゃんとママが肌で直接触れ合うことができ、この行為が赤ちゃんにとってはとても重要なのです。

おっぱいの味だけでなく、おっぱいの柔らかい感触やお母さんの匂いややさしい声など、全身でお母さんを感じています。
赤ちゃんにとってスキンシップはママのぬくもりを感じる大事な時間です。

病気から守る免疫物質

母乳には赤ちゃんを病気から守る免疫物質がたくさん含まれています。
産まれたばかりの赤ちゃんの体は免疫が無い状態です。母親から母乳をもらう事で、母乳に含まれる免疫物質を体内に取り込み、赤ちゃんは病気や細菌感染などから自分で体を守るようになります。

とくに出産後2~5日頃に出る『初乳』と呼ばれる母乳には免疫物質が豊富に含まれていますので、必ず飲ませてあげましょう。

赤ちゃんの最高の栄養

初乳の時期が過ぎると『移行乳』→『成乳』と母乳の成分も赤ちゃんの成長に合わせて変化していきます。
成乳と呼ばれる母乳にはたんぱく質、脂肪、乳糖、ビタミン、ミネラル、ホルモン、酵素など赤ちゃんが元気に育つために必要な栄養素が過不足なく含まれているため、最高の栄養とされています。

母乳育児は世界保健機関(WHO)や厚生労働省も推進しています。

ママの体にも良い

赤ちゃんが母乳を吸うことにより、ママの体では『オキシトシン』と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このオキシトシンは子宮収縮を促す働きや、出産後の出血を抑えるといった働きもあり、オキシトシンはママの体の回復を助ける効果があります。

またオキシトシンには精神的な効果もあり、幸福感や恍惚感を感じる効果もあるとされ『幸せホルモン』とも呼ばれています。

手間がかからず経済的

母乳は赤ちゃんのお腹がすいた時やぐずっている時、泣いている時などすぐに飲ませてやる事ができます。

粉ミルクの場合だと

  • 粉の量を測る
  • お湯の量を測る
  • 哺乳瓶を消毒する
  • 無くなれば買いに行く

などの手間がどうしても必要になります。

さらに母乳だとお金もかからないためとっても経済的です。
とくに疲れている時や夜中などには母乳の方が圧倒的に楽です。

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